健康診断の日。
今日の最高気温は35℃。
朝から覚悟を決めて帽子をかぶって、氷を入れたお水を持って、車椅子(電動SmartDrive付)で5分ほどの内科へ。たった5分だけど、最近夜しか出歩かなかったから、朝からこんなに日差しがイタイのか...とビックリ。まるで沖縄並みの日差し。アームカバーをしてこなかったことが悔やまれる。
いつもの内科で健康診断を受けているので、心電図・聴覚・視力・体重・身長・血圧、検尿、、とここまではスムーズ。あとは難関の採血。難関なのは私じゃなくて看護婦さん。私の血管は申し訳ないくらい細い。それでもココの看護婦さんたちは優秀で、いつもはピタっと当ててスッと血を抜いてくれる。
でも今日は、一度左手に刺して、ちょっと探したけどムリで、ごめんねー、ごめんねーと言いながら今度は右でやってみたら、少し経って「あ。きた」とみごと私の血管を探し当ててくれた。2回目でできるだけでありがたいです。入院中なんて何度刺されたことか。手の甲とか足首から取ったこともあるくらい。
内科が終わる時間を見計らって歯医者の定期健診の予約を入れておいた。計ったようにピッタリの時間に終わって、お向かいにある歯科医へ。こういう無駄のないタイムスケジュールがピタッとハマると気持ちイイ!こちらは虫歯もなく問題なく完了。あ、でも、インプラント周りがよく磨けていないとのことで、隙間ブラシを勧められた。
ルシェロ ペリオブラシ
さて。あと1件、整形外科に行きたいけど、この暑さ、、どうしよう。
でもまた来る方がめんどくさいので、そこからまた5分のところにある整形外科へ。日差しはさらに強烈になってきたので、なるべく建物の影に隠れながら走る。みんな考えることは同じで、建物の左だけ人の列ができてておもしろかった。
肩が痛くなるとやってくるこの病院。
肩の骨がボロボロな上、筋肉もやわなので、いつも注射を打ってもらって痛みをしのいでいる。
いつもは「痛いのはこのあたり?」「うーん、もう少し手前かなー」と私の感覚で打ってもらっていたけど、今回はなにやら最新の医療機器が導入されたらしい。意気揚々とDr.が説明してくれた。
まとめるとこんな感じ。エコーで筋肉の動きが見えるモニター。腕や肩を動かして筋肉の動きが良くない部分を見極め、そのモニターを見ながら注射針を刺す。モニターに映った針をピンポイントで患部まで到達させて薬を注入。
「ね。スゴイでしょ!」
Dr.は言うけど、片方の手でエコーの機器を持ち、もう片方の手で注射を打つもんだから、逆にやりづらくないのかな?とちょっと心配。でも全く痛くないのでこのDr.の腕は確かだ!といつも感心してしまう。
(その腕を見込んで)今日は一つ相談があります!と切り出す。私は人工股関節を入れてるのと、側湾症があるんですけど、、ここで「うん、知ってる」と合いの手が入る。もう10年以上、検診に行ってなくて放置状態なんで、ここで経過観察みたいなのをしてもらってもイイですか?
整形外科と言ってもココは小さな町医者。でもこのDr.は大学病院で助手も務めていたしスポーツDr.でもある。痛みに関してもいつも的確だし、私は彼を信頼している。大きな病院は時間ばかりかかって、そのくせいつも世間話をして帰ってくるだけだったので、どこで診てもらっても同じだな、と思ったのだ。
イイよ、診てあげるよ!
快く了解してもらって、腰と首と背骨のレントゲンを10年ぶりに撮ってもらった。Dr.はそれまでの経緯はわからないので、人工関節のゆるみがないこと。頸椎に異常がないこと、を診てくれた。背骨はやっぱり前にも増してカーブが強くなってる気がした。手術は望んでないし、痛みも今はさほどないので、ここはまた経過観察ということで、診察を終えた。
スマホで写真撮ってイイですか?
と、聞いたら、いいよ、撮ってあげるよ!とパシャパシャとってくれた。
いいね、この気さくな感じ。
流石に恐ろしいほどの曲がり具合なので、レントゲン画像はここにはアップしないけど、こうして近くで診てもらえる医者があるのは助かるなー。
私の場合は、もうとんでもないことになってなければヨシとして生きていくので、なにかあれば、また大きな病院にいくだけ。
そんな一日でした。
それにしても暑さって体力奪われるね。みなさまもお気をつけて。